棚から牡丹餅

2021.05.22ショート施設活動

さわやかな5月の風が心地よく感じられます。

…と挨拶したい所ですが、例年の爽やかな5月とは裏腹に、なんと平年より20日以上早く梅雨入り…。

雨が続く朝晩はまだ肌寒い日がありますね。

 

「平年」と言えば、「桜の開花は平年より早め」、「今年の梅雨の降水量は平年を上回った」というように、天気予報でよく聞く「平年」という言葉。なんと今年5月19日に、この「平年」を示す数値が10年ぶりに更新されたと言うニュースを見ました!

地球温暖化などによって気温が少なからず上昇傾向にあることでいつまで経ってもひと時代前の「平年・例年」とはいかなくなってきますよね。

梅雨入りが早いと梅雨明けも早くなるのか?はたまたただただ梅雨が長くなるのか?

地球温暖化…考えさせられます。

 

そんなはっきりしない天気が続いていますが、スマイルハートでは5月12日、新茶の時期に合わせ、おやつレクリエーションを行いました♪

(更新遅くなりすみません)

その名も「新茶で新緑の香りをどうぞ!」

当施設は、松阪市の飯南飯高地域から通っている職員がなんと9名もいるんです!この飯南飯高地域ってお茶が有名で、全国規模のお茶屋さんもあるぐらい!

茶処と言えば静岡や京都の宇治を思い浮かべますが、実は三重県は全国生産量第三位のお茶処。その中でも、松阪市飯南町は日中と夜間の温度差が大きく、お茶づくりに適しているそうです。平成18年に『天皇杯』を受賞し、翌年には三重ブランドにも認定されているのは有名な話♪

そんな飯南在住の職員から、摘み立て・出き立てホヤホヤの新茶をいただいたので、そのお茶と合わせ、皆さんでぼた餅を作り、おやつによばれようという企画!

すでにレクリエーションは終わりましたが、記事を書きながら考えるだけでよだれが出てきました(笑)

 

まずはぼた餅作り♪

一人分の餡子の量になるよう小分けにしてもらいました♪

 

 

あんこをクルクル♪丸形に♪

 

続いてよもぎ餅作り♪

 

 

もち米と白米とよもぎを入れてコネコネ♪

 

 

噛みきりやすく、歯切れのよい餅になるよう白米を多めにしました♪

 

すべての準備が整ったところで、皆で型作り♪

 

 

昔からこの手の餅作りをよくされていたのか、女性利用者様の手際の良さにはびっくりです!!!

 

 

 

うまくできたかな♪

 

 

あとはお好みに合わせ、きな粉、黒ゴマをまぶします♪

 

 

 

最後に、この日の為に折り紙で鶴や兜を作っていただいていたので、お皿に添えて完成!

 

 

 

改めて写真を見ているだけで再びよだれが出てきました(笑)

 

続いて新茶の準備です♪

 

 

伊勢茶を美味しく飲む為に「深蒸し煎茶」に♪

冷涼な気候でじっくりと育った茶葉は葉肉も厚く渋味もありますが、普通より2~3倍長く蒸すことで、まろやかな旨味とコクを持つ『深蒸し煎茶』に仕上がります。

 

 

まぁ!なんていい色♪

 

 

みんなで作った牡丹餅と伊勢茶で入れた深蒸し煎茶で!

 

 

それでは!「いただきま~す♪♪♪」

 

 

自分たちで作ったおやつは格別に美味しい!!!

…ん?

 

 

「男性諸君よ。お手伝いしましたか?笑 食べる専門ですかー!笑」

まさに『棚から牡丹餅』ですね笑

 

え?棚から牡丹餅のことわざの意味?

『思いがけない幸運が転がりこみ、苦労せずによいものを手にすること』(笑)

 

今回の5月の季節行事も大成功♪また次も楽しい企画を計画します♪

お楽しみに♪

 

 

「皆さんお餅は、あんこ・きな粉・黒ごま、何がお好みですか?」

※ちなみに職員は黒ゴマが大好評でした♪